栄養失調の原因

栄養失調は、体が必要とするカロリーや栄養素が不足している状態を指すと言われています。

食べものの摂取量が不足することなどによるカロリー不足、栄養素の中でも特にたんぱく質が不足している場合を栄養失調と呼ぶそうです。
たんぱく質は、筋肉、血管や血液、免疫細胞を作る栄養素と言われています。これが不足すると、最悪の場合、命に関わる事態に陥る危険があるとされています。

因みに、たんぱく質以外の栄養素であるビタミン、ミネラルなどが不足している場合、別の病気と見なされることが多いとされています。
たとえば、ビタミンDが足りない場合かかる恐れのあるくる病、ビタミンBの不足によって引き起こされうる脚気などが挙げられるようです。

通常先進国においては、栄養過剰とされる状態の方が多く、栄養失調は比較的少ないと言われています。

しかし、生活環境や生活習慣、身体的あるいは精神的な病気などにより、栄養失調に陥るリスクが高くなるという見方もあるようです。

栄養失調は健康的に生きるために必要な量の栄養素がとれていない状態をいい、栄養失調が起こる原因は、世代によって異なります。

1.高齢者

一般的には加齢とともに、食事量は少なくあっさりとしたものを好むようになり食事に偏りが生じやすくなります。

このような食生活が長く続くとエネルギー量やたんぱく質の量が不足し、PEM(たんぱく質・エネルギー欠乏症)と呼ばれる状態となってしまいます。

また、歯の健康が失われることで硬いものを食べられなくなったり肉類を避けるようになったりすると、ビタミンやミネラル・食物繊維の不足も見られるようになります。

2.若い女性

モデルのような体型に憧れ、食事を極端に制限してしまうダイエットを行うことで、生命の危機にまで影響を及ぼすこともあります。

標準的な体型で実はダイエットをする必要がなくても、自分は太っていると思い込み、炭水化物をとらなかったり、肉類を避けてしまうような生活を続けていると体重はもちろん減ってきますが、栄養素に偏りが生じ、様々な栄養不良がみられるようになります。

3.子供

戦後、国が豊かになったことで、食卓にも色々なおかずが並び、栄養失調なんてなるはずがないと感じるかもしれません。しかし、そんな今の時代の子供達に多く見られるのが「新型栄養失調」です。

新型栄養失調とは、3食きちんと食べているはずなのに必要な栄養素が足りていない状態です。

この原因は、昔よりも共働きの家庭が増えていることによる、食事の簡易化にあると考えられ、ファーストフードやインスタント食品、菓子類の摂取量の増加による栄養素の偏りも背景にあります。

 

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